みなさん、こんにちは。
栽培担当のケンちゃんです。
桜も開花し、春本番になってきましたね????。
いよいよ、農園の冬野菜たちも終わりに近づき、収穫できる作物が少なくなる時期 端境期(はざかいき) になってきました。
そんなここ数日、
みなさんへシェアするために、ハクサイ菜花の収穫をしています。
前回お伝えしたように、とってもおいしいハクサイのお花。もうお試しになりました?
そんなおいしいお花を収穫しながら、
僕はふと思いました。
うへー ひとかぶから、いったいどんだけ出てくるの~ と。
僕のイメージでは、ハクサイの中央から花茎が一本、にょきっと上がり、花が咲くもんだと思っていました。
がしかし…
わたくし、
現実を…
ハクサイのパワーを…
なめてました????。
そう、実際は中央はもちろん、
何と 葉と葉の間、
すなわち他の植物の、いわゆる「わき芽」が花茎となり、どんどんと伸びてくるのです。
これは、実はすごく体力が必要なこと。
寒い時期にも関わらず、ハクサイは養分をしっかりと蓄え、いのちをつなぐ春へと準備しているのです。
特に糖分をしっかり作りだすことで、厳冬期に凍りつくことを防ぎ、お日さまが顔を出す日が少なくても、エネルギーを保持し、乗り越えることができる。
あれだけ大きな体を作って、時期を逃さず、一斉に無数の花茎を立ち上げる。そのために葉たちは真っ白になるくらい、養分を花へ注ぎこむ。
この白菜の生命力に、感服しました。
ハクサイさん、ありがとう。そして今のハクサイを作り上げた、先人たちの努力にも感謝です。
いや~、植物ってホントにすごいですね。
ハクサイの葉や花をいただく時は、
リスペクトする気持ちも噛みしめながら味わいたいと思います。
では、読んでいただきありがとうございました。
またね~
オマケ
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