コムさんの〝根っこの部分〟

4.3次元の組織運営? アグリゾートに流れる“自然な経営”のかたち

4.3次元の組織運営? アグリゾートに流れる“自然な経営”のかたち

アグリゾートのコムさんこと
小村です。

今日のお話は、
4.3次元くらいの世界観かな~

 

農園での風景。

「これ…誰の指示でやってるの?」

誰も仕切ってないのに、
うまく回ってる。

混乱してるわけじゃなく、
むしろ、すごく自然に、気持ちよく、
スムーズに回っていたりする。

 

たとえばこの前のこと。

収穫が遅れてる区画を、
会員さんがサッサと収穫して、
他の会員さんにシェアしていた。

「誰かが指示したわけじゃないのに、
なんで分かったの?」って聞いたら、

「いや、なんとなく雰囲気で…」って。

「自律的にみんなが自分の判断で動く組織」

最近では“DAO(分散型自律組織)”
なんて言い方もされるけど、
なんだかそれに近い動きだな〜と。

 

先日、
社会システムデザイナーの武井浩三さんと
“手放す経営ラボ”の坂東孝浩さんの
対談を聞きいた。

テーマは、
アメリカで生まれた
“ホラクラシー”という経営手法について

「組織って、どうあるのが自然なのか?」

ホラクラシーとは、
「管理者なしで、
役割ベースで運営される組織」のこと。

アメリカは
「契約でつながる社会」
そして、とても合理的。

・自分の役割はここまで
・他人の領域には踏み込まない
・お互いに「契約」で動く

この考え方のベースには、
「自分と他人は基本的にぶつかるもの」
「自分と他人は相いれないもの」
という前提意識。

なんか、キリスト教で言うと
自然と人間は対立してて
それを克服する。みたいな考え方

自分と他人は
利害関係が基本的にぶつかるから
パートナーシップを組むためには
お互い妥協点を探さないといけない。

それを明文化して、約束事として、
その約束を絶対に守ろう。
っていうプローチというか、考え方。

だからこそ、
約束を守る文化が強い。

脱ヒエラルキーや
個人の価値観や自由の尊重を目指す
“ホラクラシー”であっても、

しっかり明文化された“ルール”に
基づくものになっている。

そこに「ホラクラシー憲法」
があったり、

導入コンサルや
認定制度まであるそう。

いわゆる。
ローコンテクストの文化が
根底にある。

 

一方日本は
「空気でつながる社会」
アメリカとは真逆の文化。

・困ってたら助ける
・言葉にしなくても察する
・阿吽の呼吸で動く

つまり、
ルールよりも“関係性”が先にある。

でもそれって、不便じゃない?

たしかに明文化されていないと、
人によって解釈がズレたり、
再現性に欠けたりすることもある。

でも逆に言えば、
「柔らかくて、あたたかくて、調和的」
な動きが生まれやすい。

典型的なハイテクストな文化。

 

武井さんがたどり着いた「自然経営」
そんな中で武井さんが大切にしているのが、

「人と人との関係性を大事にしながら、
生物の生命活動のように、
自然に組織が動く状態」

つまり、
管理でも契約でもなく、
“自然な流れ”に任せる経営。

これが「自然経営」。

 

そして、
僕たちアグリゾートは…

アメリカの合理性と、
日本の感覚性の
“あいだをつなぐ場所にしたい。

そんな
両方のいいとこ取りの
ハイブリッドな場所づくりを目指したい。

誰かが仕切ってるわけじゃないけど、
畑の中では、
ちゃんと物事が回っていく。

そしてそこには、
「一人ひとりが大切にしたいもの」
それを「みんなで大切にしたい」
という“愛”がある。

ここが理想。

それって、
ある意味「自然経営」そのもの。

僕らのアグリゾートが、
そんな未来の社会の
“縮図”になれたらいいなと思っています。

《学びのまとめ》

🔹 自然経営というスタイルの誕生背景
「ホラクラシー」は武井さんがつくった言葉ではない

むしろ、後から出てきた“ホラクラシー”という概念が、自分たちの実践に近かったから便宜的に使っただけ

現在は「自然経営」として、自らの実践を表現している

🔹 ホラクラシーとティール、自己組織化などの違い
言葉は違えど、方向性や目指すところは似ている

ただし、アメリカの「ホラクラシー」は厳密な方法論であり、商標もあり、認定制度も存在(ホラクラシーワン社)

🔹 アメリカ的な前提と組織文化
アメリカは契約社会であり、ジョブディスクリプション(職務記述書)が強く機能

「自分と他人は対立する存在」という前提があるため、「約束事で線引きをする」文化がある

プライバシーや責任も明確に区分されている

Wikipediaのように、ホラクラシー憲法で“みんなで合意するルール”を管理しようという発想が生まれる

🔹 日本的な文化とのズレ
日本では「ジョブディスクリプション」は根付かなかった

ハイコンテクスト言語

「お互いさま」「空気を読む」「助け合い」といったハイコンテクストな文化がベース

明文化しすぎると“それ以外のことをやらない”という弊害も生まれる

特徴 ハイコンテクスト(日本文化) ローコンテクスト(アメリカ文化)
長所 深い共感、調和、行間の美 明確さ、誤解の少なさ、再現性
短所 誤解、属人化、再現性の低さ 冷たさ、心の距離感
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