コムさんの〝根っこの部分〟

え? お米に添加物!?

茶碗に盛られた白いご飯の写真。お米と添加物の問題をテーマにしたブログ記事のアイキャッチ。

どうも!
アグリゾート代表の〝コムさん〟こと、
小村です。

今日は、
ちょっとショッキングな、
ぼくらの食に起きていることと、
これからの選び方のお話。

「えっ!お米に添加物?!」

令和の米騒動以降、
この話題、ちょくちょく耳にします。

最初にこの話を聞いた時は、
正直ちょっとショックでした。
「主食のお米まで…もうここまで来たか…」

知らずに食べていた人は、
もっとショックかも知れませんね。

でも、
ぼくはいつも言うのだけど、

「騙された!」とか「なんて酷いことを!」
の前に、

ベクトルを自身に向ける必要があると思うんです。

「ぼくらの選択がそうさせた」のだと。

それは、
消費者の表面的な望みを優先させた、
ビジネスの仕組み…

“日本の食をめぐる仕組み”
“ぼくらの選び方”

いろんなものが静かに絡み合っていることが
浮き彫りになってきます。

本来、お米ってシンプルな食べ物ですよね。
育てて、乾かして、精米して、炊くだけ。
ところが最近では、
古くなったお米を新米のように見せるための
「精米改良剤」
というものが使われるケースがあるそう。

精米改良剤の役割は、
• 白さを出す
• ツヤを出す
• 割れにくくする
• 古米特有のにおいを抑える
• 甘みや食感を“新米風”に寄せる

こういった“見た目と食感の調整”。

「農産物」ではなく、
「商品としての見た目」が優先されていく感じ。

でも、この流れはけっして誰かが悪いのではなくて、
スーパーで売られるお米の仕組みそのものが、
そうなるように設計されてしまっている…。

精米改良剤ってなに?安全なの?

添加物について、
僕はあまり詳しくはないのだけれど、
精米改良剤として挙げられる成分には、
調べてみると、
こんなものがあるそう。
• リン酸塩
• プロピレングリコール
• D-ソルビット(合成甘味料)
• グリセリン

これらは、食品加工の世界では
「保湿」や「ツヤ出し」などによく使われるもの。

もちろん、すぐに健康がどうこう、という話ではないのだけど、

それでも、リン酸塩などは過剰摂取すると
カルシウムの吸収を妨げるという指摘もあり、
「できれば避けたいな…」と感じる人が多いはずです。

ここで困ってしまうのは、
この精米改良剤は「表示がされていない」という点。
理由は、「加工助剤」という扱いにすると、
ラベル表記の義務がないから。

つまり、
使われているかどうか、消費者側からは分かりにくい。

そう、ここが大きな問題!

では、なぜこんなことが起きるのか?

答えは、とてもシンプル。

『安くて見た目が良い方が売れるから』

スーパーに並ぶお米は、
「白くて」「粒が揃っていて」「ツヤがある」
ものが好まれてきました。

本当は、
自然なお米って粒の色も形もさまざまなのに、
均一じゃないと売れにくい…。

だから“加工”して整える
という方法が選ばれやすいんです。

そして昨今では、
家計の圧迫から、
さらに「安さ」に意識が…。

そして何より、
「安く、そしてよく見せる」
ことが優先されるようになっていきました。

農家さんの思いとは関係なく、
流通の仕組みのなかで、
お米は“商品として整えられていく”のです。

 

じゃあ、ぼくらはどう選べばいい?

ここが大切なポイントです。

添加物の話を知ると、
つい「怖い」「不安」という気持ちに
寄っていきますが、

本当に大切なのはそこではなくて、
「どう選ぶか」を取り戻すこと

選び方の例としては、
• “精米改良剤不使用”と書かれたお米を選ぶ
• 農家さんから直接買う
• ふるさと納税の「無添加米」を選ぶ
• 単一原料・単一産地のものを調べて選ぶ
• 小規模の精米所で丁寧に精米されたものを選ぶ
• 自分たちで作る

こうした方法があります。

そして、
こうした“選び方”ができるようになると、
ぼくたちの食卓は、
自然と安心のほうに向かっていきます。

つまり、
農家さん(生産者)との距離を近づけていく、
ということなんです。

「好きな農家さんが見えるお米」
を選べるようになると、
ご飯を炊く時間まで、ちょっと幸せになります。

これは「恐れ」ではなく、
「気づき」のサイン。

この問題は、
添加物を入れた“誰かを悪者にするための話”
ではありません。

むしろ、
• 流通のしくみ
• ビジネスの都合
• 消費者の意識
• 表示の法律
• 大量生産の現実

これらが絡まり合って
“そうなってしまった”だけ。
だからこそ、

ぼくら一人ひとりの「選び方」が
大切になっていきます。

一人の選択は小さく見えるけれど、
食べものの世界では、
その小さな選択が、
これからの社会構造、
そして、未来へと繋がっていくんです。

〝エシカル消費〟
最近よく耳にしますよね。

消費者庁はエシカル消費を、
「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、
そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」
と定義しています。

『食べることは、生きること。』

ぼくたちは毎日、
自分の体をつくる食べものを選んでいます。

特に食品は、
エシカルで選びたい。

だって、
農や食は、効率と安さ追求するほどに、
人の健康や環境保護といった本質から
遠ざかってしまいがちだから…。

特にお米のように
「毎日、口にするもの」については、
ほんの少しだけ丁寧になってあげても
いいのかもしれません。

添加物の話は、
怖がるためのものではなくて、
自分の体と、
家族の食卓を大切にするヒント。

そして、
つくり手が見えるお米を選ぶと、
それだけで、ごはんの時間がやさしくなる。

ぼくはそう感じています。

「農家と消費者の共同創造」

そんなアグリゾートは、

①危ぶまれつつある食の安全安心を一緒につくる!
②失われつつある人と人の繋がりを取り戻す!

この2つの旗を掲げ、

より健康や自然環境に配慮した野菜やお米づくりに
チャレンジしていきたいなと思っています。

一緒に創りたい方、
早くお会いしたいです!

農園でお待ちしておりま~す♪

ではでは!

 

・・・・・・

追伸、

ぼくの今日みたいなメルマガ、
どうでしたか?

面白かったかな?
気づきや学びになった?
それとも、
少し難しかった?

一言でも長文でもいいので、
感想を送ってくださいね~

コムさんが喜びます。笑

そしてそして、

「すごい共感できるから、知り合いにも教えてあげたい!」
そんな素敵な感覚をもった、そこのあなた!

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共感して一緒に行動してくれる
仲間が増えることが一番うれしいので!

そして、
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ありがとう!!

コム

 

 

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